70年代のUFOテレビ番組 私的まとめ

これまでの記事で、70年代のUFOブームを社会現象として、ムーブメントととらえて書いてきたわけですが、実際のところ当時のUFOブームを牽引したのはテレビであったこと、僕自身もそこから強い影響を受けていたことは間違いないと思います。

そのようなテレビ番組を、僕は何の気なしに(特に記録しようと思ったわけでなく)カメラで撮っていたようです。いくつか写真がでてきたので、紹介してみたいと思います。(当時のプリントをそのままスキャンしました。色補正はあえてしていません。)

圧倒的風景

圧倒的風景。写真の解説が目的ではないので、あえて解説はしません。ひとつひとつの画像にまず注目ください。そして、想像していただきたいのは、こういった画像をテレビで始めてみたときの、子どもたちのワクワク感です。もちろん、すぐさまインチキだと冷めた目で見ていた子どもも少なくなかったと思いますが、いずれにしても、このころの画像の持つインパクトは大きかったと思います。

僕が、とりわけ印象深かったのは、アダムスキー型円盤が、ゆらゆらとうごめく8ミリ映像でした。これも撮られた経緯はあえて説明しませんが、やはりなんと言っても動画であり、実際に動いているものが、大きく映し出されていることに圧倒された記憶があります。

映像の中の円盤の形が微妙に歪んでいることについては、番組で「円盤のフォースフィールドによる空間のゆがみではないだろうか」というような説明がされていたように思います。

木曜スペシャルなど、矢追純一氏が手がけたものは、センセーショナルな絵作りに重きをおいていたと感じられます。

矢追ディレクター

ちょっと本題からずれるのですが、僕が中学生の時、矢追ディレクターが京都に取材にくるという噂を人づてに聞き、現場に居合わせることができるという幸運がありました。

京都市のある女性が宇宙人とテレパシーかなにかで交信ができるらしく、また、その近所の子供たち(当時の僕より少し下の年代の子たち)がUFO観測ノートをつけたりしているというほのぼのした事案でした。京都大学UFO超心理研究会の横山氏(『何かが空を飛んでいる』の著者稲生氏)が研究誌「宇宙波動」でこの件をレポートしていたと思います。

左の写真が、テレビで放映された様子ですが、かなりピンボケしてしまいました。

現場に居合わせた僕は、この取材風景を、モノクロ写真でカメラにおさめていました(かなり下手くそですが)。

いかにも70年代っぽいファッションの矢追氏が写っています。左の写真の取材カメラを見ると、ビデオカメラではなくフィルムカメラのように見えます。当時はまだ、テレビ取材はフィルムを使っていたのかも知れません。

教養番組的

一方で、教養番組的なところでUFOが取り上げられることもあったようです。

1976年頃の写真です。この番組について、実は僕は全く記憶がなく、番組名もわからなかったのですが、Twitterでつぶやいたところ、複数人の方から番組名や出演者についてリプライやリツイートで教えていただきました(ありがとうございました——<ツイートへのリンク>)。

当時、日曜の朝9時からフジテレビ系列で放送されていた「第三の目」という番組のようなのですが(後ろに見える黒いタイトル看板の部分からも一致しそうです)、調べたのですが番組の詳細はよくわかりませんでした。

向かって右がカバゴンこと教育評論家の阿部進氏、左がご存じ南山宏氏です。番組内で紹介されているのは、1975年愛媛県でS氏によって宇宙人?が撮影され、謎の金属片が回収されたという事件のようです。

真偽はともかく、わりとキレイな作品感のある事件なので、見つけたいくつかの記事リンクを勝手に貼っておきます。

愛媛県で撮影された宇宙人 【日本のUFO事件簿】
埋立地の宇宙人写真

「UFOと宇宙」誌1977年11月号に取材記事が掲載されているらしいですが、手元にあるのは創刊号から1977年8月号までなので惜しいことに内容は確認できませんでした。

テレビ出演研究者

前述の番組に出演されていた南山宏氏は、作家としての活動が中心で、テレビではめったにお見受けしなかったように思います。一方、中岡俊哉氏も同じように作家の方ではあるのですが、僕はテレビで何度か見て、あの低い響くような声色も相まって強い印象を受けた記憶がありますが、『コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生』(岡本和明 / 辻堂真理,新潮社 2017年)を読むと、壮絶な人生がバックボーンにあったのだなといまさらながらに感慨を禁じえません。

さて、写真は荒井欣一氏です。背景からおそらく1977年の銀座三愛ビルの「謎の大UFO展」か、渋谷東急本店の「UFO発見30周年 ’77世界大UFOフェスティバル」で報道取材された様子のようですが、もしかすると、何かのビデオの一部だったかもしれません。いずれにしても、荒井氏を出演者としてテレビ番組で見ることは僕はありませんでした。

こちらは、2009年に55歳で逝去された志水一夫氏です。僕は、日本宇宙現象研究会の会誌(編集など)でそのお名前は拝見していて、その後、雑誌記事や「と学会」の著作などでスゴイ人だと知るようになるのですが、そんなことは知るよしもないこの頃に偶然にもテレビ出演されていたところを撮っていました。

番外編

この頃のオカルト番組といえば、UFO以外にはネッシーと超能力でした。

これも1976年頃のテレビ番組だと思います。

フランク・サール氏の写真が撮られたのは1972年だったんですね。今となってはもはやほぼ昔話ですが、当時としては比較的「最近」の事件という感覚だったのかもしれません。隔世の感があります。

超能力番組では必ず流れた、旧ソ連の超能力者ニーナ・クラギーナの念動力の実演映像です。

コレはさずがに僕でも、磁石か何かを手に持っているのではとか疑ったものです。

この写真は、多分、ピーター・フルコス氏だと思うのですが、確信がありません。

そう思うのは1976年に水曜スペシャルで「世紀の超能力者ピーター・フルコス」というのをやっていたらしく、その頃の写真だからですが、しかし、ピーター・フルコス氏といえば、「シャロンテート事件」の捜査にもかかわったと言われる透視で有名な超能力者です。

でも、映像では明らかにスプーン曲げをしています。しかも、多少曲がっているようです。こういうこともする人だったのでしょうか。あるいは、人違いか。

「超」番外編

これは京都大学UFO超心理研究会のメンバーが、当時関西でやっていた「ラブ・アタック」というテレビ番組に出演するよと聞き及び、番組を撮ったものです。

応援メンバーの横断幕には「京大UFO超心理研究会」の文字の下に「ザッツ変態テイメント」と書かれていて、いかにも京大生らしいユーモアーがうかがえます。

なお、「ラブ・アタック」はUFOや超心理とは全く関係のない番組です。

以上です。

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